暫定滑走路北延伸をめぐって、重要な攻防局面を迎えました。
1月23日、千葉地裁は、東峰地区が昨年9月に提起していた「東峰の森伐採禁止命令」の仮処分申し立てを却下する不当決定を下しました。続いて2月15日、空港会社は東峰地区に対して、東峰の森の伐採のためのフェンス作り工事を2月27日から強行するとの通告を一方的に行なってきました。この東峰の森は、暫定滑走路北延伸で、ジャンボ機を飛ばすための誘導路新設のために破壊しようというものです。
東峰の森は、東峰地区が入植以来、部落の農民が営々と育ててきた入会林であり、生活、営農、保水、暴風、防音などのすべてにおいて、部落の命の森として存在してきました。村の入会権が歴史的に存在している森なのです。これを破壊することは東峰区の蹂躙を意味します。空港会社は、公団の時代から、何度も「区民の同意なくして、一方的に現状変更を伴なう計画を策定しなし」(2003年2月)と約束してきました。その約束も反故にして、破壊する行為は絶対に許せません。
2007年2月19日
********************
「東峰の森伐採」粉砕
緊 急 現 地 闘 争
【日時】2月25日(日曜日)午前10時~
【場所】成田市東峰・萩原進さん方畑
集会後、東峰の森包囲デモを行ないます。
裁判後の報告集会で2.25緊急現地闘争方針を提起する鈴木謙太郎さん 写真クリックでビデオ(wmvファイル/7.28MB) |